登山ガイド

登山ガイドステージⅡ取得へ至る道①

ども~。
日本山岳ガイド協会認定「登山ガイドステージⅡ」のタケザワです笑

さっ。というわけで今回は登山ガイドステージⅡの取得へいたる道をお話していきます。
一応前回の話もご覧下さい。

まずは、筆記試験(一次試験)についてです。
試験日程は6月と11月の2回あります。(2020年は6月21日、11月4日)
私が受験したのは6月。
試験勉強を始めたのは3月末なのでこの筆記試験に費やした時間は約3ヶ月。
もちろん毎日勉強していたわけではないのですが仕事をしながらであればこれくらいの時間があった方が余裕を持って試験に臨めるとおもいます。

そして筆記試験の内容は

① スポーツ科学や自然・環境、地学・生物・物理・化学などの基礎知識
② ガイド業務に関する知識全般
③ 登山、植物・動物・鳥類、気象、読図、自然観察、エコツーリズムなど専門知識
④ レスキューや健康など安全管理について
⑤ 小論分 当日テーマ発表
※詳細は日本山岳会ガイド協会発行のこちらでご確認下さい。
 上記は登山ガイドステージⅡの試験内容を抜粋したものです。

難易度としては、それほど難しいことはなく勉強さえすれば普通に受かると思います。ただ、全く勉強せずにいくと落ちる可能性も十分にあります。
合格率は不明ですが実技試験を受けていた人の中に、数人ですが筆記試験に過去落ちた事があるという人がいましたので舐めていると落ちます。

そして試験対策ですが
基本的にはガイド協会発行の過去問題集・教本で勉強すれば十分だとは思いますが、あわせて苦手な分野や興味ある分野は、別途他の専門書で勉強するのがベターかと思います。
ガイドになればいずれ勉強しなければいけないですからね。

※過去問と教本はこちらのガイド協会のHPで購入できます。

登山ガイド教本

過去問1冊と教本4冊。そして過去問が汚れているのは、たくさん勉強した証拠。。。。ではなく、ただ単にバックに入れている時にコーヒーをぶちまけたためでございます。(^_^;
また、この過去問ですが掲載されている問題の数が非常に少ないです。
届いて見たときの感想も「うわっペラペラ(゚o゚;)」でした

過去に皆さんも受験や資格の勉強をした経験があるかと思いますが、その際とにかく過去問をいっぱい解きまくる事で合格に至った方もいらっしゃると思います。

私もその作戦で教本は補助や今後の勉強のために使って「過去問を解きまくって合格するわい!」と思っておりましたがそのもくろみは外れ、過去問は補助程度に使い、教本でひたすら勉強という手法にシフトチェンジしなければなりませんでした。

ということで過去問は全問正解にできるようにして問題の傾向をつかみ教本を読み込んで読み込んでいけば確実に合格できると思います。
ちなみわたくしは、植物やロープの結びの名前に関しては全然だめでした、ほぼ不正解orz。他はほぼ完璧( ̄^ ̄) ドヤッ!。高山植物やロープの結びについては別途参考書を購入することをおすすめします。特にロープの結びは実技試験で難儀するので購入しておいて損はありません。

また、小論分はノープランで挑みました。
一応、小論文の出題内容として「ガイドの役割や責務、およびガイドの資質について問う」「自然の知識と解説能力を問う」とありますが、ざっくりしすぎで対策のしようがないですからね。確か文字数が決まっていたかと思うのでその文字数をクリアする事と、よっぽどテーマとずれていなければ大丈夫かと思います。あとは書くことに慣れておくことくらいですかね。キーボードもない予測変換もない、ただ紙に書き込むだけという普段していない事をしなければなりませんので。

まとめとしては、ガイドになるという意思を持って勉強すれば問題なく受かると思います。
受講する人がんばれ~!!ではまた次回。


参考書

今回の試験でその他参考した本掲載しときますね。

ABOUT ME
富士山ガイド竹沢
静岡県裾野市在住。 富士山に暮らす富士山ガイド 富士山エコネット認定 エコツアーガイド 日本山岳ガイド協会認定 登山ガイドステージⅡ