ども。タケザワです。
登山ガイドステージⅡ取得へ至る道の話でございます。
前回は一次試験である筆記試験のお話をしました。
筆記試験の手応えはそれなりにはあったのですが合格通知が届くまでは少し不安でした。
そして一ヶ月以内に合否の判定が届くということで待っておりましたがそこまで待たず予想より早く届きました!およそ2週間くらいかな。
無事「登山ガイドステージⅡ一次試験合格」(*´∀`p〃qパチパチパチ
まずは一安心。合格通知とともに、その後に続く実技試験の実施要項が送られてきます。
第二次試験である実技検定試験の内容はこちら
① 無雪期ルートガイディング自然解説技術
② 安全管理技術基礎
③ 積雪期ルートガイディング自然解説技術
④ 雪の安全管理技術基礎
⑤ 危急時対応技術講習
この検定に合格するには日本山岳ガイド協会主催の一発検定試験に合格するか、ガイド協会に所属する団体主催の養成講座を受講し検定免除を受ける必要があります。
※危急時対応技術講習はその名の通り検定ではなく講習のみ。
私は養成講座を選択。
早速、いくつかの養成講座よりかながわガイド協会主催する「無積雪期ルートガイディング自然解説技術」「積雪期ルートガイディング自然解説技術」を受講することとしました。
正直、養成講座の方が費用がかかります。
検定試験が3万円に対し、養成講座は4~5万円+免除審査料1万円とおよそ倍の金額。
でもそこは不合格のリスク回避と勉強を兼ねて参加することとしました。
ここからは養成講座の話。
検定試験についても実施内容はそれ程変わらないと思います。
行程は2泊3日、宿に関しては協会が取ってくれますが宿泊費は参加費とは別徴収になります。検定試験でもおなじ。
講義内容ですが
ロープワーク・安全管理やレスキュー・ルートガイディング・自然解説技術・ツエルトの設置・固定ロープ・コミニュケーションスキルなど。
ガイド協会発行の教本を元に進められていきます。
今回の認定講習、または実技試験を受けるにあたりの留意事項は、
まず、指示のあった装備(携行品)を揃えること。
登山をする際の一般的な装備はもちろん、ロープ・カラビナやハーネス・ヘルメット・高度計・地形図・ツエルトなどガイドに必須な装備を確実に用意してください。減点材料になります。特に地形図は2万5千分の1地形図、ツエルトは2~3人用のものを必ず用意するようにしましょう。
地形図は、有料のものであれば地図センター。
2万5千分の1地形図を確実に楽に入手できます。
無料のものであれば地理院地図。
ただし磁北線を別途自分で引かなくてはならないので、
それが面倒な方はヤマケイの地形図
無料で使えて磁北線の引いた地形図の出力もできます。
ちなみに私はTrailNoteというMacのみで利用可能な地形図アプリを使用しています。
それぞれご自身が使いやすいものをお選びください。
続いてツエルト。
私はケチって一人用のツエルトを用意したためダメ出しされました。
それにより2~3人用のツエルトを改めて購入するはめに。。。。。。。(T-T)
ライペン(RIPEN/アライテント) スーパーライト・ツェルト 2 ロング (ツェルト 2〜3人用) SLT2-L |
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ファイントラック(finetrack) ツエルト2 ロング (ツェルト 2〜3人用) FAG0123 |
このあたりの大きさのツエルトを用意しておく必要があります。
その他、事前にやっておいた方がいい事は
ロープワークを練習しながらロープに慣れておくこと、読図の実践でしょうか。
私は養成講習だったのでそれほど事前に練習しなかったですが
教本に載っている基礎的なロープワークはできるようにしておいた方が良いです。
その後の実技検定でも必須になってきます。また、今回はルートガイディングがメインになってくるので、地形図の見方、コンパスの使い方などルートガイディングに必要な読図の技術をマスターしておく必要があります。
試験を受ける方は、事前に検定項目が送られてくるのでそれに沿ってしっかり練習してください。
検定当日はかなり緊張しますが練習は楽しみながらやりましょう。
頑張ってください!!