山を登るにあたりよく考えていること。
いかにして、楽にそして快適に登ることができるのか?
そんな事をよく考えて登山をしています。
できるだけ疲れないように、そして怪我しないように安全に山に登り下りてくる。
これこそが快適な登山につながると思っています。
もちろん天気や気温なんかも大切ですね。
その他、登山者も多くなく騒がしくない静かな環境など、条件を挙げたらキリがないわけですが、せっかく自然の中に来たのだから、貴重な休日・時間を使っているわけですから、やはり快適に過ごしたい。
というわけで、
快適で安全に健康的に登山を行うには?
というのをコンセプトにこのシリーズでは色々と学んでいきたいと思います。
そして、教本はこちら
『登山の運動生理学とトレーニング学』
この本の帯には、「山に行く自分の身体を知るためのガイドブック」であると書かれており、登山における疲労と対策やトレーニング方法などが研究者により実験や調査のデータを元にして詳細に記されている、まさに登山者にとって必須の書物になっています。
この本を参考にして快適な登山を目指します。
まず、登山と健康を考えます。
色々な登山者を対象としたアンケートで、山に登って良かったこと、山に登る理由の上位の答えは、
①健康維持につながる
②自然に親しむ、そして景色
③仲間とのコミュニティ
だいたいこの三つ。
私が登る理由もだいだいそうです。(ただし③は除く。基本ソロが多いので)
そして、この中で②は山に登る理由として最も直接的な理由として考えられますが、①③は別に登山でなくても実現できる事であるため、実際には後付けの理由な気もします。
大前提としては、単純に山が好き・自然が好き。それゆえに、多少辛くても疲れても山に登る。そこが山に登る人と登らない人の違いかなと思ったりします。
とはいえ、健康の維持につながるのは事実。そしてこの健康の維持が快適な登山にもつながっていきます。
では登山をするにあたって具体的にどのような効果が健康面にもたらすのか?
次回、学んでいきます。