お勉強

梅雨の時期は登山の絶好期??

梅雨期の山の天気を学ぶ。

春山の天気を学ぶ②:気象遭難をもたらす恐るべき温帯低気圧春の山の天気について学びます。 この時期に発生しやすい三つの気圧配置があります。 温帯低気圧・移動性高気圧・帯状高気圧。 中でも天候を大きく左右し、気象遭難を発生させる誘因となるのが温帯低気圧です。 この温帯低気圧からはじめに学んでいきます。...

ゴールデンウィークが明けて、6月が近づいてくるとそろそろ梅雨の季節がやってくるなーと少し鬱々とした気分になる方も少ないかと思います。
そんな登山にしろ、その他のアウトドアにしろちょっと屋外での活動に億劫になってしまう梅雨の時期の山の天気について学んでいきます。

教材資料

梅雨に至るまでの気象の変化、、、、そして登山の絶好期!

① 5月中旬〜

中国大陸から南西諸島にかけて梅雨前線出現。西からやってきます。

② 6月〜

 太平洋高気圧の勢力が高まり日本の南海上まで張り出す。南からやってきます。

③ 6月上旬〜中旬

太平洋高気圧の影響から梅雨前線が本州から九州にかけて南岸沿いに北上。
そして、ついに梅雨の季節が到来!!

④ 6月中旬〜7月中旬

オホーツク海高気圧が発達。北東にいます。
その影響で北日本から東日本の太平洋側では、この高気圧から吹き出す北東よりの冷たく湿った空気が流れ込み雲に覆われて肌寒い気候に。
これが「やませ」と呼ばれる農作物に悪影響を与える風です。

ただ、近年はオホーツク高気圧が以前に比べ発達しなくなる事で、太平洋高気圧からの暖かく湿った空気が流れ込み梅雨寒(つゆざむ)と呼ばれる梅雨時の季節外れの寒さが減り、蒸し暑さの続き時期が増えてきています。

一方、東日本から北日本の日本海側では山越えの気流となることで晴天に恵まれ絶好の登山日和になります。(フェーン現象)
さらにこの時期はこの地域で雪解けが進み高山植物が開花をはじめる頃にもあたります。

つまり、『梅雨とはいえ地域やタイミングによっては充分に登山が楽しめる時期』となるわけです。日本海側がおすすめかな。
梅雨の時期は避ける登山者の方々も多いと思うので山を独り占めできるかもしれませんしね。
梅雨期の登山、天気予報をよくよく確認して楽しんで下さい❗️

『梅雨期に注意すべき気象状況』
★残雪による滑落事故

★視界不良による道迷い

★梅雨前線の影響による暴風雨

★低体温症
※暖かくなっていく時期ゆえ少しの油断が事故につながります。

ABOUT ME
インタープリター竹沢
静岡県裾野市在住。 人と自然をつなぐインタープリターでありたい。 富士山エコネット認定 エコツアーガイド 日本山岳ガイド協会認定 登山ガイドステージⅡ