さて雪山登山の案内です。
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今回は武尊山(ほたかやま)
日本百名山の一つであり花の百名山にも選定されている標高2158mの群馬県の山。
上州武尊とも呼ばれます。これ北アルプスの穂高岳(ほたかだけ)と区別するために付けられた別称。
上州武尊の方も元々は穂高の字が当てられていたようですが、江戸時代頃より大和武尊(ヤマトタケル)にあやかり武尊の字が当てられることとなり今に至るようです。
修験の山でもあります。
さて登山口ですがスキー場のリフトを使うと1850mの地点(川場スキー場の場合)からスタートする事ができるので、雪山初心者でも比較的容易に登頂する事ができます。
とはいえ、アイゼンなどの雪山装備は必須となります。時期や天候にもよりますが、ストック＋12本アイゼンがあれば基本的には登頂可能です。わたしが登った1月23日もその組み合わせで問題なく登ることができました。
天気はくもり時々雪、視界不良。
標準コースタイムは3時間半ほど。標高差も約300mということで数字の上からも雪山初心者向けというのが分かります。
ただ、ホワイトアウトすると視界はゼロになります、またトレースも消えます。これは初心者向け雪山でも同様。また雪のついてない岩場をアイゼンで歩くのは難儀します。
雪山初心者の方や慣れていない方は必ず慣れた同行者、またはガイドと行きましょう。私も同行ガイドとしていますのでお気軽にお問い合わせ下さい！
また天気は必ず確認してください。
できれば予備日として3日間くらい予定して最も天気の良い日を選んでください。全てが悪天候の場合は改めて予定を立ててください。
安全第一もありますし、やはり天気がいい時に登った方が満足度も高いですからね。
ぜひ楽しく快適な安全登山を！！
