「登山道におけるマナーはもうマスターした!😎」
…素晴らしい!登山道でのスマートな歩き方を身につけたあなたは、もう立派な登山者です。
でも、登山で気をつけたいマナーは、もちろん登山道だけではありません。山小屋での過ごし方、装備の使い方、そして登山全体に関わる心構えも、快適で安全な登山には欠かせない要素で
す。

今回は、登山マナーシリーズ【最終回】として、「山小屋、装備、その他にも大切な登山マナーとルール」を、まるっと総まとめ!この記事を読めば、山でさらに輝けるはず!さあ、最後のステップアップで、登山マナーを完璧にマスターしましょう!
山小屋は「みんなの家」!快適に過ごすためのマナー
山小屋は、多くの登山者が休憩したり、宿泊したりする、山の中の貴重な拠点です。山小屋は「みんなの家」という意識を持って、快適に過ごせるように心がけましょう。
1.山小屋に入る前に
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予約は必須: 山小屋は定員制です。必ず事前に予約をしましょう。特に繁忙期は、予約なしでは宿泊できない場合もあります。
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到着時間を守る: 山小屋には到着時間を守りましょう。遅れる場合は、必ず連絡を入れましょう。
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玄関で靴を脱ぐ: 山小屋の玄関で靴を脱ぎ、指定された場所に置きましょう。スリッパやサンダルなどを持参すると便利です。
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雨で濡れている場合: 雨具を脱ぎ、タオルで体を拭いてから入館しましょう。他の宿泊者に迷惑をかけないように、水滴をよく落としてから入るのがマナーです。
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挨拶は笑顔で: 山小屋に入ったら、まずは受付で笑顔で挨拶をしましょう。「こんにちは」「お世話になります」など、気持ちの良い挨拶は基本です。
2.山小屋での過ごし方
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貴重品は自己管理: 貴重品は必ず自己管理しましょう。盗難防止のため、貴重品は常に身につけておきましょう。
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乾燥室の利用は譲り合って: 雨具や濡れたウェアを乾かす乾燥室は、みんなで譲り合って使いましょう。長時間占領したり、私物を放置したりするのはやめましょう。
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談話室は静かに: 談話室は、他の宿泊者と交流したり、休憩したりする場所です。大きな声で話したり、騒いだりするのは控えましょう。
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ヘッドライトの準備: 夜間や早朝にトイレへ行く際などに使用するヘッドライトは、すぐに取り出せる場所に準備しておきましょう。
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消灯時間を守る: 消灯時間は、他の宿泊者の睡眠を妨げないように、必ず守りましょう。消灯時間後の談話や準備は控えめに。
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早朝出発は静かに: 早朝に出発する際は、他の宿泊者の迷惑にならないよう、静かに準備し、出発しましょう。
3.食事のマナー
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食事時間を守る: 山小屋の食事時間は決まっています。時間に遅れないように食堂へ行きましょう。
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食事は指定された席で: 食事が用意されたら、指定された席で静かに食事をしましょう。
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食べ残しは最小限に: 食事は、食べ残しがないように、美味しくいただきましょう。食べきれない場合は、無理せず、小屋の方に伝えましょう。
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食器は返却口へ: 食事が終わったら、食器は自分で返却口へ運びましょう。
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感謝の気持ちを伝える: 食事が終わったら、「ごちそうさまでした」と感謝の気持ちを伝えましょう。
4.就寝時のマナー
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静粛性に配慮: 就寝時は、静粛性に最大限配慮しましょう。
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ノイズキャンセリングイヤホンを活用: ノイズキャンセリングイヤホンや耳栓を活用し、周囲の音を遮断しましょう。
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アラーム音を控える: アラームを設定する際は、周りの迷惑にならないよう、アラーム音を控えめにしましょう。
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アラームを切る: 就寝前に、アラームを切り、アラームはバイブレーションもしくは小さな音量に設定しましょう。
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ヘッドライトの取り扱い: 就寝中にヘッドライトを点灯させると、他の宿泊者の迷惑になります。使用する場合は、周囲に配慮し、最小限の時間・光量(赤色灯など)で済ませましょう。
5.出発時のマナー
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寝具を畳む: 使用した布団や寝具は、綺麗に畳んで、指定された場所に返却しましょう。忘れ物の確認にもなります。
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ゴミは持ち帰り: 山小屋で出たゴミは、基本的に持ち帰りましょう。山小屋によっては、有料でゴミを回収してくれる場合もあります。
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忘れ物チェック: 出発前に、忘れ物がないか最終チェックしましょう。
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お礼を伝える: 山小屋を出発する際は、「ありがとうございました」「お世話になりました」など、感謝の気持ちを伝えましょう。
装備にもマナーがある!快適登山のための配慮
装備は、安全登山に欠かせないものですが、使い方によっては他の登山者の迷惑になることも。装備にもマナーがあることを意識しましょう。
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音の出る装備はノイズキャンセリングイヤホンで: 音楽を聴いたり、ラジオを聴いたりする場合は、必ずノイズキャンセリングイヤホンを使用しましょう。スピーカーから音を出すのはマナー違反です。
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ヘッドライトは下向きもしくは手で遮る: 夜間や早朝にヘッドライトを使う際は、光を下向きにするか、手で遮るなどして、対向の登山者の目に直接光が当たらないように配慮しましょう。特にすれ違い時。
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ストックは人にぶつけないように: ストックを使う際は、後ろの人との間隔に注意し、人にぶつけないように注意しましょう。
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熊鈴について: 熊鈴は、熊に人間の存在を知らせるために有効な道具ですが、常に鳴らしていると周囲の登山者の迷惑になることがあります。人の多い場所では消音するなど、状況に応じて使い分けましょう。
その他にも大切な登山マナーとルール
山小屋や装備以外にも、登山全体を通して気をつけたいマナーやルールがあります。
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挨拶は大切: 登山道ですれ違う人には、積極的に挨拶をしましょう。「こんにちは!」の一言で、お互い気持ちよく、温かい気持ちになれます。挨拶は、登山者同士のコミュニケーションの第一歩です。
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情報交換は積極的に: 登山道や山小屋で、他の登山者と積極的に情報交換をしましょう。山の状況、天候、コースの状況など、役立つ情報を共有することで、より安全で快適な登山に繋がります。
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助け合いの精神を大切に: 登山は、自然の中で行うアクティビティであり、時には危険も伴います。困っている人を見かけたら、積極的に声をかけ、助け合いの精神で行動しましょう。
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地域のルールやマナーを尊重する: 登山する山域によっては、地域特有のルールやマナーが存在する場合があります。事前に情報を収集し、地域のルールやマナーを尊重しましょう。
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感謝の気持ちを忘れずに: 山、自然、そして登山に関わる全ての人々への感謝の気持ちを常に持ち続けましょう。感謝の気持ちを持つことで、より豊かな登山体験が得られます。
もしマナー違反者を見かけたら?
登山中に、残念ながらマナー違反者を見かけることもあるかもしれません。そんな時は、どうすれば良いのでしょうか?
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注意は穏やかに: 明らかに迷惑行為だと感じても、頭ごなしに注意するのは避けましょう。穏やかな口調で、マナーに反する行為をやめるようにお願いしてみましょう。「すみません、もう少し音量を抑えていただけますか?」のように、具体的な行動を指摘するのが効果的です。
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対応が難しい場合は: 注意しても改善が見られない場合や、反発を招きそうな場合は、無理に注意するのはやめましょう。自分の安全を第一に考え、無視することも選択肢の一つです。
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山小屋や管理者に相談: 悪質なマナー違反行為や、安全に関わるマナー違反行為を見かけた場合は、山小屋のスタッフや、登山道の管理者に相談しましょう。
登山マナーは「心を表現」
3回にわたってお届けした登山マナーシリーズ、いかがでしたでしょうか?
登山マナーは、決して形式的で堅苦しいものではなく、「山を愛する心」と「人への思いやり」を形に表現したものです。
マナーを守ることは、
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自分自身の安全を守り
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美しい自然を守り
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誰もが気持ちよく登山を楽しむ
ことに繋がります。
さあ、あなたも今日から「礼儀正しい登山者」として、山へ出かけましょう!
次回のブログ記事からは、また新しいテーマでお届けしますので、お楽しみに!